須磨区の新道、開通

神戸市須磨区の月見山駅南から千守交差点の間で工事されてきた道路が、3月31日、開通しました。

この市道は、国土交通省が展開する「自転車通行環境整備」のモデル地区(県内3ヶ所のうちのひとつ)に選ばれ、
歩行者と自転車の分離を試すなど、 これからの国土交通省の道路整備の方向性が示されているようです。

開通翌日の08年4月1日の様子です。

月見山南交差点 月見山南付近から西方向
右写真が今回の開通区間。

山陽電鉄月見山駅付近から、ほぼ線路に沿って須磨駅東側までの区間です。

歩行者レーンのステッカー 自転車レーンのステッカー 看板
全景 色だけで分離している区間 看板

歩道と自転車道の区別は、ステッカーや看板が設置され、誘導しています。色も違います。
それぞれの幅は、歩道・自転車道が2:1ぐらいでしょうか。

あまり見かけないタイプの舗装。 滑りにくくて良さそうです。


交差点 看板

途中で、離宮道とも交差します。下っていく市バスは、須磨駅方面行き。

工事看板も残っていました。


国道2号線合流地点 山陽電鉄に沿って 「千守」交差点から東方向

国道2号線付近から、新道の風景。

須磨駅の東、「千守」交差点付近へ出ます。

開通直後だからなのか、クルマより歩行者のほうが多いほどでした。歩道も十分な広さがあり、通りやすいです。

肝心の「歩行者・自転車分離」についてですが、利用者それぞれが「分離した意味」を知り、
自転車も歩行者も気持ちよく通行できるのが一番いいと思います。
市街地なら利用者モラル次第ですが、ここは生活道路のような感じで、浸透すればきちんと使われるような気がします。

参考: 国土交通省HP 「自転車通行環境モデル地区」について のページへリンク


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