神戸市バス 福祉体験授業

神戸市交通局では、市内の小学校に市バスの車両を持ち込み、車両の比較、車イス体験などを通じて福祉について学ぶ授業を行なっています。

今回は、10月11日に北区の桂木小学校で行なわれた授業の様子を紹介します。
なお、掲載写真は全て敷地外から撮影しています。

バスの説明

まず、ノンステップバスとツーステップバスの、見ための違いなどを比較。
ノンステップバスが導入されるようになった背景なども説明があります。


生徒2人1組で車イス体験 運転士さんが見守る

生徒が3グループに分かれ、車イス体験をします。 車イスを押す側、車イスに乗る側 2人1組で体験します。
車内では車イスの固定も行なわれたようです。

この授業は、現役の運転士さんが開催場所まで出張し、説明・実演などが行なわれます。


生徒2人1組で障害疑似体験 歩きにく〜い!!

続いて、装具をつけて高齢者・障害者の疑似体験をします。

他にも環境に関する紙芝居もあります。


質問タイム

グループごとに交代して、全員が体験し終了。 バスを前に、質問タイム。

この体験授業は数年前から、年間10校ほどの小学校で行なわれています。
ふだんバスを運転している運転士さん自身の言葉で説明があり、自分自身で体験していくこの授業で、
ひとりでも多くの生徒が「気づき・体験」の大切さを感じてくれたらと思います。

参考: 神戸市交通局公式HP 「市バス福祉体験授業」のページ へのリンク


ユニバーサルデザインへの取り組み 目次にもどる