明石市Tacoバス 路線再編

コミュニティバスの明石市Tacoバスは、2004年秋から市西部の魚住周辺で実験運行され、2006年4月から本格運行となり、
1系統:JR魚住駅〜長池〜青葉台、2系統:JR魚住駅〜清水西、3系統:JR大久保駅〜JR魚住駅 の3ルートで運行されてきました。

明石市は、2007年春の「交通総合計画」などで、市内の公共交通がない地域をカバーし最寄の鉄道駅までのアクセスを確保するため、
Tacoバスの路線再編計画があることを発表しました。
路線再編は2007年11月20日に行なわれ、西明石駅、大久保駅、土山・二見の各地域に新路線ができ、合計16路線となりました。
新路線のうち大久保駅発着の2路線、魚住駅発着の2路線、土山駅発着の2路線はワゴン車で運行されます。

11月20日の各ターミナルの様子

記念式典
くす玉割り
式典全景1式典全景2
西明石駅では記念式典が行なわれ、明正キャブのワゴン車と、Tacoバス31780が出席。
31780はこのあと、西明石北ルートの定期便として10:32に発車しました。

大久保駅
バス停案内看板
大久保駅北口の「Tacoバスミニ」のバス停は、駅東側 神姫バスおりばのところです。
南口バス停の案内看板も、大久保駅周辺のものになりました。

魚住駅
バス集合!試験運行
20日以前にも、ワゴン車は試験運行で走っていました。(右写真)

土山駅
くす玉割り
式典全景1式典全景2
土山駅のバス停は南口で、山陽バス二見線と南口ロータリーを共用しています。

公共施設を挟んでJR駅と山陽電鉄の駅を結ぶ路線が中心で、バリアフリー化が進まない山陽電鉄沿線からJRへのアクセスも便利になりました。
現時点で感じるのは、今回の再編で最初の実験運行から走っていた「大久保駅〜魚住駅」の路線が途中で分断され、本数も減ったため、東西交通のフォローという意味での利用は不便になりました。
また、ほとんどの路線が1時間に1本の運行で、気軽に使うためにはもう少し本数を増やすことも今後の検討課題なのではないでしょうか。

レポートのTOPに戻る