山陽電鉄 西二見駅 開業


2004年8月21日、山陽電鉄 東二見〜播磨町 間に「西二見」駅が開業しました。
工事などによってバリアフリーになった駅は、舞子公園・板宿(震災のため)などがありますが、
新駅ではどのように設計されたのか、取材してきました。


駅外観1駅外観2停車枡

駅全体を見たところ。
線路をまたぐ地下道も兼ねており、地上と地下を結ぶエレベーターもあります。
タクシー乗り場や福祉車両も使える停車スペースもあります。

トイレ表示トイレ内部1トイレ内部2

「多目的トイレ」の表示とトイレ内部。表示は「車イス対応」「オストメイト」「ベビーベッド」です。
オストメイト対応型ですね。

水洗はセンサー式ではなく、ボタン式です。

階段手すり1階段手すり2

階段手すりは2段のタイプ、段差1段の高さも今までと比べると低くなっています。
また、手すりの端はカギ型に曲がっていて、手がすべらないようになっています。
見る限りではプラスチックをはめ込むだけのようで、他のところにも取り付けていってもらいたいですね。

エレベーター写真1エレベーター操作盤ホーム

エレベーターとホーム。
スルー型ではなく通常のタイプ、ボタンは大きめです。

エレベーターの位置はホームほぼ中央なので、3両編成と4両編成どちらでも、姫路側から2両目あたりです。東側は階段があるのでホームは狭くなっています。

床材とグレーチング
グレーチングを工夫していますが、床材は雨の日にすべりやすいもの。もう1歩、気を配ってほしいなぁ・・・。

明石市内の山陽電鉄の駅では唯一、ほぼ完全なバリアフリー対応駅ができました。
今後この駅をモデルとして、利用しやすい駅づくり・まちづくりを進めていってほしいものです。


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