高速長田駅　バリアフリー化工事

２００７年１月より、地下鉄･神戸高速長田駅南側の長田交差点で工事が始まりました。
Ｎｏ．１６で紹介しているとおり、地上から長田駅への上下は地下鉄のエレベーターがありますが、
神戸高速長田駅には改札からホームまでエレベーターがないため、その工事と思われます。

工事看板には、「火災対策施設バリアフリー化設備整備その他」となっています。


長田交差点南東側の南北方向から工事が始まりました。

２００７年２月１７日


上の写真から２週間。西行き車線の車線規制が少し変わっています。

２００７年３月３０日


西行き車線の左折レーン（写真１枚目右端）を残し、直進･右折レーンを北側へ寄せています。そして地下を掘り返しているようです。

２００７年８月１日


しばらくは大きな変化は見られませんでしたが、地下の掘り返しは終了し、工事は次の段階に入ったようです。

２００７年１１月１２日

工事完了は２００９年３月になるようです。


この時点では、北から東への左折車線部分の工事をしていました。

２００８年２月１９日


東西方向の車線変更は終わったようで、引き続いて交差点北東側の工事が行なわれています。

２００８年８月２８日


交差点北東側の工事は、重機などが少ないため、見た目には一段落しているように見えます。

２００９年３月１日


工事している箇所は、交差点北東側だけになりました。エレベーターなどの形あるものはまだ見えませんが、設置されている看板によると、２００９年３月末ごろに工事は完了するようです。


高速長田駅の改札前には、工事内容についての告知の貼り紙もあります。（左写真はクリックすると拡大します）

２００９年３月２３日

地上工事の工事期間が、０９年４月末までに延長されています。

２００９年４月１６日

長田駅の地上部分の工事は、４月中旬には終了しています。

２００９年４月２１日


高速長田駅ホームの東端では、新改札（のエレベーターと階段）へつながるであろう通路が工事中です。

２００９年７月２７日


上(４月２１日)の写真の部分は、エレベーターへの通路でした。　エレベーターは２００９年６月１日から使用開始だったそうです。スルー型ではなく、一般型の少し小さめのものです。


トイレは、東改札から下りホームへの途中にあり、車イストイレがオストメイトにも対応しています。内部は、ベッド、オストメイト用便器、着替え台とひととおりそろっています。水洗はセンサー式ではなく、押しボタンです。


改札付近～地上改札機は２台だけですが、うち１台は車イス対応の幅広のもの。地上へは、隣接する「高速長田ステーションビル」のエレベーターを使うことになり、長田交差点の北東側へ出ます。

なかなかエレベーターなどのバリアフリー設備が整ってこない神戸高速ですが、長田駅でようやく工事完成となりました。

今回長田駅に新設された東口は無人改札であり、利用のときはインターホンで駅員さんに来てもらう必要があります。
ＪＲなどでは、バリアフリー設備はメインの改札につながるように工事される例がほとんどです。
今回の場合は後付けのバリアフリー対策という事情はあるものの、駅としてみた場合、ハード面とソフト面の一体化という点に
もっと留意してほしいものです。

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