09年3月14日 新駅舎完成

2007年10月から仮駅舎での営業が続いていたJR魚住駅ですが、2009年3月14日から「橋上化」されました。
新たに「南口」ができたほか、駅の南北を結ぶ自由通路も兼ね、エレベーター・エスカレーター、トイレ(車イス対応もあり)が整備されました。

2009年3月14日

改札前で開催された記念式典 新設された南口とエレベーター

2年にわたって工事されてきた新駅舎、3月14日から使用開始されました。

北口のようす

駅舎への通路 北口のトイレ
エレベーター案内の掲示 北口広場の工事風景と看板

まだ駅前の工事は続いているので通路は狭いですが、
エレベーター・トイレなどができています

新設された南口

エスカレーター エレベーター
南口外観 エレベーターの操作盤

新しくできた南口には、エレベーター・エスカレーターがつきました。

トイレ

南口トイレ トイレ天井の音声案内スピーカー
車イス対応トイレの内部1 車イス対応トイレの内部2

トイレは南口と北口の両方にあり、男女別車イス対応トイレもあります。
車イストイレ内部は、オストメイト対応で、水洗は押しボタン式、
ウォシュレットや手洗い用せっけんはありません。

トイレ入り口の天井にはスピーカーがあり、「ここにはトイレがあります。左側には女子トイレ、右側には男子トイレが…」と音声案内が流れます。

駅改札内の設備

幅広の改札機 改札内のトイレ外観

改札機は、車イスでも通れる幅広のものも、1機あります。
男女トイレと、車イストイレ(男女共用)。

ホーム〜改札間のスルー型エレベーター 階段とエスカレーター 西側階段とエレベーター

改札とホームを結ぶエレベーターはスルー型で、西側階段の下に着きます。
東側階段にはエスカレーターがついています。

駅利用者にとっては階段の昇り降り、地域の方々にとっては線路を挟んだ南北移動など、 これまで様々な不便と踏切横断の危険がありました。
エレベーター設置と南口開設で、これらの解消はもちろん、駅周辺の人の動きが変わりそうです。

また、8年以上に渡って地域で話し合われ、駅舎の工事だけでもまる2年と、完成まで長くかかりましたが、
その成果としてトイレの設置などとともに、バリアフリー・ユニバーサルデザインに充分配慮された駅となりました。
駅周辺道路も、明石市によって2009年中に改修が進むようで、魚住駅周辺も大きく変わりそうです。


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