JR灘駅 駅舎改修工事

神戸市民に親しまれている王子動物園などへの最寄り駅、JR灘駅。
周辺の各駅は、エレベーターなどが設置されていますが、 灘駅は駅舎とホームが別の建物であることなどから、工事が難しかったようです。
駅を挟んだ南北移動の不便さや駅舎の老朽化から、数年前から工事されていました。

2009年9月23日 新駅舎 使用開始

南北通路など

駅舎全景

9月23日始発から、新駅舎の使用開始になりました。

階段・エレベーター部分 エレベーター掲示

西側へ下りてくる階段と、一番東側のエレベーターの部分。


エレベーター1 エレベーター2

改札外、南北通路のエレベーターは、スルー型ではなく一般型です。


南口全景 階段付近の掲示

北口のようす。

新駅舎使用開始の貼り紙

南北入口とも、エスカレーターはついていません。


歩道からのすりつけ すりつけ 拡大 南口

ただ、北口には駅からロータリーに出るところに段差ができています。
少しのことですが、こんな段差は作らなくても済むはずなので、歩きやすさにも配慮してほしいものです。
特に駅から出てきた場合、段差に気づかず高齢者や車イスがバランスを崩す恐れもあります

ちなみに、右写真の南口は段差なく歩道まで出られます。

改札内

改札機

事務室寄りの改札機は、幅広で車イス対応機です。


トイレ入口 車イストイレ
便器まわり オストメイト フック

改札内トイレは、男女別の入ったところに車イストイレがあります。
水洗は押しボタン式。オストメイトと、チェンジングボード(着替え台)もついています。

荷物かけ用フックが使いやすい高さについています。


ホームのエレベーター ホームのエレベーター2

ホームのエレベーター。
スルー型です。

南口全景

ホーム〜改札には、エスカレーターもあります。

王子動物園や養護学校などの最寄りで、南北移動が不便だった駅が、ようやくバリアフリー化されました。
利用客の年代も広く、特に連絡通路のエレベーターは初日から多くの人が利用していました。

設備的には十分なバリアフリー・ユニバーサルデザイン化がされたので、
なおさら、駅からロータリーに出るところの段差などに配慮は欲しいと思います。

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